今回は肩こりについて簡単に解説してみます!
肩や首は、日頃から頭を支える役割がありますが、頭の重さは5~6キロもあります。また、日本人は頭が大きく、首の筋肉が細く肩こりが生じやすいと言われています。
厚生労働省の『国民生活基礎調査(平成28年)』によると、私たちが日常生活で自覚している症状のなかで、肩こりは女性では1位、男性では2位になっています。
肩こりの4大要因としては、1.同じ姿勢 2.眼精疲労 3.運動不足 4.ストレスが挙げられています。ご自身で、どれに当たるかなと考えてみると、対策ができると思います。
対策としては、、、
1.同じ姿勢に対して…前のめりやうつむき加減になると、頭を支える筋肉に負担がかかります。しっかりと背中を伸ばして、良い姿勢を心がけるとともに、1時間ごとに10分程度の休息を取ることも必要だとおもいます。
2.眼精疲労に対して…パソコンやスマホの画面を集中して見ている時は、まばたきの回数が減ると言われており、乾燥やかすみに繋がります。そうすると、目を酷使した状態になり眼精疲労になります。1〜2分間は目を閉じて休ませ、指先でこめかみのあたりを円を描きながらマッサージすると効果的です。
3.運動不足に対して…肩こりの場合は筋肉に強い負荷をかけるよりも、筋肉を動かすことが大切です。散歩やウオーキングなどの軽い運動や室内での屈伸運動でも全身の血流がよくなります。歩くときは手を少し大きく振る、屈伸運動では膝を伸ばすときに両手を上や前、横に伸ばす方法で、肩の筋肉もほぐすことができます。
4.ストレスに対して…これにも軽い運動はオススメ!からだを動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなるため良いとされています。ストレス性の肩こりは女性に多いようです。毎日の生活のなかに適度の運動習慣を取り入れ、肩こりを起こしにくいからだづくりを心がけましょう。
どうしてもお困りの場合は、一度受診していただき、理学療法士やトレーナーより、個人にあった運動の指導をさせて頂きますので、遠慮なく相談して下さい!
記事担当:水田